その後も儀礼用の装飾を施したパレードアーマーと呼ばれ意匠を凝らしたものは残り続け、その存在感や装飾性から美術品として現代にいたるまでも珍重されている。これらは彫金や見栄えのする飾りなどが取り付けられており、また実戦よりも儀礼的に利用されるため、このパレードアーマーでは17世紀よりでは軽量化のために実際の耐久性は考慮されていないなどの特長も見られる。その一方で馬上槍試合用の鎧は重点を固める方向で重量化、こちらも衝撃を受けない部分が簡略化されるなど、戦闘に於ける実用性は失われ、槍試合に特化したものに変化していった。
これらの装飾用プレートアーマーは現代でも製作され続けているが、一部では趣味の製作者が自動車のスクラップやドラム缶の板金で製作している…などと言った話も聞かれる。現代のものはほぼ装飾用で、一部では歴史再現物などのコスプレの一種(→Historical reenactment(英))として着用可能なものが流通しており、ヨーロッパなどではパレードや歴史再現劇などの祭典用に用いられるほか、日本でも趣味の需要があるため販売されている。
銃弾に耐えるため重量を増したプレートアーマは、面積を徐々に減らしていく事となり、現在では頭部を守るヘルメットを残すのみである。
現在も胴体を守るために用いられているボディアーマーは、あくまで「偶然の飛来物の貫通を防ぎ、致命傷を回避する」ことが目的で、プレートアーマーの発達史とは直接結びつくものではない。そのため、柔軟性があって軽量、かつ急所となる部分を重点的に防御する様式のものである。
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全身を被うタイプの鎧は、行動も制限されやすくなるために現在ではすっかり実用性を失っているが、その一方でパワードスーツのようなアイディアもあり、今のところ軍事用のものではサイエンス・フィクションなどにしか登場しないものの、アメリカ軍が真剣に開発中という話も出ている。
現代においてプレートアーマーのように全身を隙間無く防御する装備としては対爆スーツがあるが、これはプレートアーマー以上に重く、総重量は60キロを超えるため歩くだけで精一杯となるが、戦闘用ではなく作業用であるため問題視されてはいない。